はじめてのながと路女子旅|写真映えスポット&おすすめカフェ巡り
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山口県北部から島根県西部まで日本海に面したながと路は、美しい海岸線や温泉街、文化ゆかりのスポットが点在する旅の舞台です。
近年はフォトジェニックな風景や、こだわりのカフェで街歩きにぴったりのエリアとして、注目を集めています。
今回は、「どこか素敵な場所へ旅に出たい」「日常を離れてリフレッシュしたい」と考えている方に向けて、写真映えスポットやおすすめカフェを中心に、持ち物の工夫まで徹底ガイドします。
ぜひ、新しい自分に出会える「ながと路女子旅」に出かけましょう。
目次
ながと路ってどんなところ?
ながと路は、山口県北部から島根県西部までの日本海沿岸に広がる、豊かな自然と文化が調和するエリアです。
ここでは、ながと路の魅力について見ていきましょう。
ながと路の基本情報
ながと路とは島根県益田市・津和野町と、山口県萩市・美祢市・阿武町・長門市を結ぶ広域観光ルートの総称です。海と山の自然、温泉、歴史的建造物、そしてご当地グルメまで、山口と島根の多彩な魅力を一度に体験できます。
観光名所としては、長門市の「元乃隅神社」や「青海島」、萩市の武家屋敷や城下町、美祢市の「秋吉台」などが有名です。長門では新鮮な海の幸、益田市では芸術や自然と触れ合えるスポットも楽しめます。
地域ごとに異なる文化や食も魅力で、海の幸を中心としたグルメや、女子旅にぴったりのおしゃれなカフェも点在しており、景観と食の両方を満喫できるのが、ながと路の魅力です。
交通アクセスは、JR山陰本線・美祢線などの鉄道、バスの運行などもありますが、市街地と各観光地の間は車またはレンタカーでの移動が便利でしょう。
女子旅に人気の理由
ながと路が女子旅に人気の理由は多様な魅力的スポットやグルメにあります。
- 絶景のフォトスポット: 青い海と緑、朱色の鳥居が鮮やかな元乃隅神社など、SNSで「いいね!」が止まらないような、ドラマチックな写真が撮れる場所がたくさんあります。
- 「自分ミガキ」ができる: 歴史ある萩焼の器に触れたり、長門湯本温泉で川沿いの散策やカフェ巡りを楽しんだりと、知的好奇心を満たしつつ、ゆったりと自分を癒やす時間が持てます。
- 美味しいグルメを楽しめる: 新鮮な海の幸はもちろん、地元の食材を活かしたおしゃれなカフェスイーツも充実しており、ながと路ならではの味を楽しめます。
「自然に癒やされて、文化に触れ、美味しいものを食べて、そしてキレイな写真で思い出を残したい!」といった願いをすべて叶えてくれるのが、ながと路なのです。

絶対行きたい!写真映えスポット5選
ながと路の旅で欠かせないのは、思い出を鮮やかに残すフォトジェニックな場所です。
ここでは、とくにおすすめの絶景スポットを5つ紹介します。
元乃隅神社|海と鳥居の絶景コラボ
日本海に面した断崖上に、123基の朱色の鳥居が海に向かって並ぶ風景は、長門を代表する絶景です。
参道を歩きながら、海と鳥居を背景に撮る一枚は、旅のハイライトになるでしょう。なお、最上段の鳥居には賽銭箱が設置されており、お賽銭を投げ入れると願いが叶うともいわれています。
フォトテクニック: 鳥居が連なるトンネルを海に向かって撮るアングルは圧巻です。最上段の鳥居で、お賽銭を投げ入れる姿を撮影するのも躍動感がありおすすめです。
住所:山口県長門市油谷津黄498
駐車場:有料駐車場有り

青海島|自然が織りなすアートな景観
青海島(おおみじま)は、「海上アルプス」と称される景勝地です。険しい岩礁、奇岩、洞窟など自然の造形美が続く海岸線が続き、ダイナミックな景観を楽しめます。
遊覧船で島を巡る海上コース、また陸路で「青海島自然研究路」を歩く散策コースがあり、波紋や岩肌、光の反射を活かした写真が狙えるでしょう。
フォトテクニック: 船上から、岩などを狙って撮影すれば、迫力ある一枚が撮れます。晴れた日なら青い海とのコントラストが映えること間違いなしでしょう。
住所:山口県長門市仙崎
駐車場:有料駐車場有り

千畳敷|空と海のパノラマビュー
広大な岩盤が海へとせり出す千畳敷は、標高333メートルの高台に広がる大草原で、日本海を見渡す大パノラマを楽しめる場所です。
フォトテクニック: 遮るものが何もないので、思いっきり手を広げて、開放感あふれるポートレートを撮影してみましょう。海と空が一体化するような眺めは、大迫力の写真になるでしょう。
住所:山口県長門市日置中1138-1
駐車場:無料駐車場有

長門湯本温泉|川沿いの温泉街さんぽ
山口県で最も古い歴史を持つ長門湯本温泉は、近年リニューアルし、川床テラスや橋、ベンチ、空き家再生カフェなど「そぞろ歩き」を楽しめる演出がなされています。
地域のシンボルである立ち寄り湯「恩湯(おんとう)」で温泉を楽しんだり、食べ歩きやご当地食材のグルメを満喫できます。
フォトテクニック: 川を渡る飛び石の上でポーズをとったり、川テラスでコーヒーを飲みながらリラックスしたオフショットを撮るのがおすすめです。風情ある石畳や川面に映る町並みを背景に、夕暮れ時には灯りを入れて撮影すると一層おもむきが出るでしょう。
住所:山口県長門市深川湯本1257
駐車場:あり

金子みすゞ記念館|レトロかわいい建築美
みすゞが幼少期を過ごした書店金子文英堂跡地に復元・再現された建物で、ノスタルジックでレトロな雰囲気が漂います。旧家の木造建築や庭の風景は、しっとりとした美しい写真が撮れるスポットです。
フォトテクニック: 木造の縁側や窓辺など、光と影を活かしたノスタルジックな写真を撮影してみましょう。また、記念館周辺のみすゞ通りには、みすゞの詩が刻まれたモニュメントや、レトロな看板のお店などがあり、街歩きを楽しみながらシャッターチャンスを探すのもおすすめです。
住所:山口県長門市仙崎1308番地
駐車場:10台あり

女子旅にうれしい!ながと路のおすすめカフェ巡り
旅の休憩や、思い出話に花を咲かせるのに欠かせないのが、おしゃれなカフェです。
ながと路には、個性豊かな魅力的なカフェがたくさんありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
カフェ①:café&pottery 音
長門湯本温泉街、音信川沿いに佇む萩焼ギャラリーカフェ「café&pottery 音」は、カフェとギャラリーが融合した素敵なお店です。
約400年続く萩焼・深川窯の若手作家による器が展示・販売されており、カフェで提供されるコーヒーやスイーツも自慢の器でいただけます。気に入った器があれば、購入もできるので、お気に入りの逸品を探してみてはいかがでしょうか。
また、店長がつくる自家製ケーキの中でも、ゴルゴンゾーラを使ったチーズケーキがとくに人気です。ハンドドリップのコーヒーと一緒に、ゆったりとした時間を楽しんでください。
住所: 山口県長門市深川湯本1261-12
営業時間:10:00〜16:00
定休日:水・木曜
カフェ②:そらいろ菓子店
そらいろ菓子店は萩市にある洋菓子店で、可愛らしいスイーツ目当てにぜひ立ち寄りたい、町の小さなお菓子屋さんです。ワッフルや焼き菓子、ソフトアイスを扱っています。トゥンワッフルはかわいらしい見た目をしていて、食感がふわふわしており、幅広い層から人気があります。
店内でゆっくり過ごせるイートインコーナーもあるので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
住所: 山口県萩市土原174-3
営業時間:11:00~16:00(イートイン16:30まで)
12:00~16:00(日曜日、祝日)
定休日:火曜日、水曜日
カフェ③:Cafe Struggle
Cafe Struggleは金子みすゞ記念館にも近い、長門市仙崎にあるレトロな雰囲気のカフェです。元々金庫のあった建物を利用しており、店内に残るレトロな金庫がユニークな雰囲気を醸し出しています。
コーヒー専門店として、こだわりの豆で淹れた香り高いコーヒーが楽しめると、地元でも人気です。静かで落ち着いた雰囲気なので、旅の途中で読書をしたり、ひとりで物思いにふけるのにもぴったりでしょう。
営業時間は10:00〜19:00(木曜定休)と比較的長め。
住所: 山口県長門市仙崎1410-1
営業時間:10:00〜18:00
定休日:木曜日、第1/第3日曜日
カフェ④:ブックカフェTabito(旧福田屋旅館)
ブックカフェTabitoは旧旅館をリノベーションした建物で、歴史を感じながらゆっくりできるカフェです。小説・実用書・絵本・コミックから長門市にまつわる書籍が並んでおり、コーヒーを飲みながら、読書を楽しめます。
オリジナルブレンドのコーヒーや手作りスイーツのほか、土日はランチメニューも味わえるので、ゆったりとリフレッシュできるのが魅力的です。
住所:山口県萩市東田町東区31 (田町商店街内)
営業時間:11:00〜18:00
定休日:不定休(公式Instagramで発信)
ながと路女子旅の楽しみプラン
ながと路は、日帰りでも1泊2日でも十分に楽しめるエリアです。
ながと路女子旅を満喫するためのおすすめプランを紹介します。
日帰り?それとも1泊2日?旅のスタイル別おすすめプラン
◆日帰りプラン
午前:仙崎到着 → 金子みすゞ記念館 → みすゞ通り散策 → Café Struggleで休憩
昼:道の駅センザキッチン周辺で海鮮ランチ
午後:青海島観光船 or 自然研究路で散策 → 元乃隅神社へ移動
夕方:帰路または長門湯本温泉で足湯・散策を楽しんで戻る
◆1泊2日プラン
1日目:長門側から出発 → 千畳敷 → 元乃隅神社 → 昼食 → 青海島巡り → 仙崎着 → 夕方カフェ巡り(Cafe Struggleなど) → 長門湯本温泉宿泊
2日目:早朝温泉街散歩 → café&pottery音で朝の時間 → 湯本〜近隣散策 → 昼前後に帰路
無理なく回るなら、1泊2日で温泉と海岸、街歩きの両方を体験できるプランがおすすめです。
女子旅に嬉しい宿泊施設情報
今回紹介した長門湯本温泉には歴史ある旅館、モダン温泉宿、リノベーション宿など多様な選択肢があります。露天風呂付き客室や、エステ・リラクゼーションサービスが充実している施設を選べば、美と癒やしを追求する女子旅にぴったりです。
そのほか、「川沿いや温泉街中心に近い立地」「露天風呂や貸切風呂の有無」「館内の雰囲気(和モダン、レトロ、温泉情緒)」などのポイントを、旅行プランに合わせてチェックしましょう。
泊まりがけなら、夕景・夜景を楽しむ時間を確保できるよう、チェックイン時間に余裕を持たせるのがおすすめです。
旅の準備&あると便利な持ち物リスト
素敵な旅にするためには、事前の準備が大切です。ここでは、女子旅に役立つ準備を紹介します。
写真映えを狙うためのコーディネート例
カラー選び:朱色の鳥居や青い海、緑の木々が背景になるため、モノトーン系・パステル系・淡いピンク・ライトベージュなどが映えやすいです。川沿いの散策を楽しむなら、落ち着いたトーンのワンピースやロングスカートなどで、大人の和モダンな雰囲気を意識すると素敵でしょう。
柄の注意:派手な柄は風景とケンカすることがあるので、小さめの柄や無地アイテムならバランスが取りやすいです。
小物使い:ストール、帽子、かごバッグ、サングラス、アクセサリーなどが写真にアクセントを与えます。鮮やかな黄色や緑の小物(バッグ、スカーフなど)を差し色にするのもおしゃれです。
靴選び:散策や岩場も歩く可能性があるので、ヒールよりもスニーカーやフラットシューズをおすすめします。
移動手段・アクセス
車・レンタカー:ながと路は広範囲にスポットが点在しているため、車での移動が便利でおすすめです。駐車場が整備されたスポットも多いです。
公共交通機関:JR山陰本線や美祢線、地域バスを利用。主要観光地を巡るにはバスの時刻確認が必須です。
移動のヒント:主要スポット間の移動時間目安を事前に調べて、無理のない行程を組みましょう。
まとめ
ながと路は、海・山・温泉・文化の魅力がぎゅっと詰まった、写真映えと癒やしを兼ね備えた旅先です。
旅を計画する際は、「写真を撮る時間」「休憩する時間」「移動時間」のバランスを意識して行程を調整すると、余裕ある旅になるでしょう。実際に訪れる前に、各施設やカフェの最新営業時間・定休日などを公式情報で確認のうえ、お楽しみください。
充実した時間を過ごせば、きっと明日からの日常をより輝かせるエネルギーが湧いてきます。カメラと旅の準備をして、次の週末は「ながと路」への旅に出かけましょう。